TVでた蔵トップ>> キーワード

「丸山眞男」 のテレビ露出情報

戦争体験者から直接話を聞くことのできる機会も少なくなってしまっている。2012年には戦前・戦中生まれの人口は約2718万人だったが、去年の時点で約1620万人となっている。1995年頃から東京都は戦争の実態を伝えるために戦争体験者330人の証言をビデオに収録し、建設予定だった東京都平和祈念館で公開される予定だったが、日本の戦争加害に関する展示内容や歴史認識をめぐり紛糾が起きたことで1999年に計画が凍結となった。今後は同意を得られた116人のビデオが都が開く空襲資料展で公開となる。末延さんは東京大空襲は無差別での爆撃でありジェノサイドだったとした上で、継いでいくことは責任であり加害者としての側面も見つめなければならないとしている。
戦争体験者が少なくなる中、民間によって運営されている東京大空襲・戦災資料センターでは中学生や大学生が戦争の恐ろしさを朗読している。参加した学生からは実際に起きた出来事であるっていうことを呼んでいる中で絶対に忘れちゃいけないと思ったとの話や、戦争というものによって未来が潰されたので生きていられることは奇跡といった声が聞かれた。約3年前から継承は行われているが、学生からはまずは知ることが大切であり共有の和を広げていきたいと話していた。学生に対して太平洋戦争の知識を問うアンケートが2015年には問われたが、終戦の日の日時を問う問題で正解の8月15日を答えたの84%、東京大空襲で落とされた爆弾の種類を問う問題は正解の焼夷弾を答えたのは61%で不正解の核爆弾が24%などとなっていた。特攻については88%が知っている・12%が知らないと答え、沖縄で地上戦があったことについては91%が知っている・9%が知らないと回答した。末延さんは戦後の体制をめぐっては考え方が違うのが現実であり、戦争への立場を巡って分断が起きてしまっているのが現状であり相手の立場を理解した上で議論を進めて欲しいと言及した。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.