昨日、自民党の二階元幹事長が、政治不信を招いたとして、次期衆議院選挙の不出馬を表明した。会見では、「不出馬に年齢は関係ない」と不満を露にする場面もあった。二階氏は、1983年、衆議院選挙に立候補し、和歌山3区で初当選となった。1993年に自民党を離党し、小沢一郎氏らと新生党結成に参加した。その後、新進党、自由党、保守党などを経て、2003年に自民党に復帰した。2012年には志帥会の会長に就任し、経済産業大臣や自民党総務会長を歴任した。2016年から歴代最長の5年2カ月、自民党の幹事長を務めていた。二階氏の不出馬表明に、自民党内部からは「安倍派への処分に当然影響を与えるだろう」などという声があがっている。