北朝鮮メディアは、金正恩総書記が台風6号の被災地を視察したと伝えた。金総書記は、台風6号で農地200ha余りが冠水する被害が出た東部・江原道を視察し、復旧活動にあたる軍の部隊を高く評価した一方、農業指導機関や党組織に「被害を受けたのは慢性化し、無責任な活動のためだ」と叱責したという。人民の生活に寄り添う指導者像を、内部にアピールする狙いとみられる。また、11日・12日には戦術ミサイルなどの生産軍需工場で現地指導を行なったとし、自ら装甲車に乗り込む様子も公開された。
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