今月東京ディズニーリゾートの玄関口のイクスピアリに高さ7m・約1500個のオーナメントが装飾されたクリスマスツリーが設置された。このツリーをデザインしたのは日頃からイクスピリアのオブジェのデザインを担当している北古賀英一さんで、コロナ禍でステージショーなどが中止となった2年前から大きなツリーを設置するようになったという。今年のツリー点灯1か月前に北古賀さんは群馬県の農園でモミの木を見て回り、枝ぶりの丈夫さなどを重視してツリーに使用する丈夫な木を選んだ。今年はディズニー100周年を記念した映画「ウィッシュ」とのタイアップツリーを作るといい、主人公アーシャの願いに応えてソラから舞い降りた願い星「スター」を飛ばすことをイメージしたデザインを考案していった。モミの木にはアームを取り付けてその先端にスターを設置して飛ばすという。点灯4日前に設置作業を行い、3日前にスターの飾り付けを行った。その後無事イルミネーションも取り付けられ、宙に浮くスターのツリーが完成した。