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「厚切りカツ」 のテレビ露出情報

ボリュームたっぷりのロースカツカレー、昔懐かしのオムライスなど定食が500円。その安さを維持しているのが店主が漕ぐ自転車!?さらに具材でご飯が見えない天丼は破格の620円。「なぜか天丼店と他の店を行き来する従業員。安さを実現するための隠れた努力があった。値上げせず安さを維持する店主たちの奮闘ぶりを追跡。
東京・巣鴨駅から徒歩3分、レトロな店構えのフクノヤ。今年で創業60年を迎える。店主の小黒さんは63歳。1人で店を切り盛りしている。塩麹で寝かせた豚ロースを揚げて、2日以上煮込んだカレーに乗せる。ロースカツカレーは食べごたえ満点。しっかりと焼いた卵に包まれた昭和のオムライスなど5種類のメニューが500円。忙しい店主のためにまさかの客がお手伝い!?安さの秘密に迫る。
午前11時、ここから小黒さんの奮闘が始まる。数種類の料理を同時に作り始める小黒さん。配膳も片付けも1人で作業。そんな中、常連客たちの中で暗黙のルールが生まれた。食器の片付けやテーブル拭きまで常連客が手伝う。さらに支払いはなるべくお釣りがないようにする心配りも。人気の日替わり定食。この日は自家製のメンチカツとクリームコロッケ。30年前から変わらぬお値段。値上げしないのには理由があった。5年前に他界した、先代であり母親の美代子さんと話し合い決めたワンコイン。番組では以前美代子さんが切り盛りする姿を取材していた。巣鴨という場所柄年金生活者が多く、少しでも笑顔になってもらいたいと値上げをしなかった美代子さん。小黒さんはその思いを守り続けていた。お店の定休日、小黒さんは都内のスーパーに仕入れに来ていた。大量の卵と牛乳。大根や白菜などの野菜も購入。この日の走行距離は約8キロ。より安い食材を求めて3軒のスーパーを自転車でハシゴした。自らが動くことで値上げしなかった母の意志を継ぎ小黒さんはきょうも500円の料理を振る舞う。

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