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「国立科学博物館公式YouTube」 のテレビ露出情報

東京・上野にある国立科学博物館がきょうからクラウドファンディングを始めた。募集金額は1億円。国立科学博物館は創立140年を超える歴史を持ち、国内外の動植物や化石の標本など500万点以上が保管されている。新型コロナによる入館者減少や光熱費の高騰などで資金繰りが悪化し、集めた1億円を標本・資料の収集・保管に使うという。展示されていない標本は茨城・つくば市の収蔵庫で保管しているが、維持管理のための費用を削減しているため標本の新規受け入れを断念するケースが増えているのだそう。電気代高騰でバックヤードの空調を切るなどしているため研究面での影響も出てしまう、と館長は話したという。午後4時時点で支援総額6050万2500円、支援者は2741人。寄付した人への返礼は43種類。支援金額1万5000円のコースが人気で、返礼は博物館の全研究者が“最推し”標本を解説したオリジナル図鑑がもらえる。他にもトートバッグがもらえる5000円のコースや館長・副館長がバックヤードを案内してくれる5万円からのコースなどもある。一番高額なのは支援金額1000万円の「シアター36◯」の1年間の命名権。橋下さんは「クラウドファンディングも個人向けに税控除やれば寄付文化が根付くのでは」などと言った。立石さんは「博物館支援は未来への投資」だと言い、他国の博物館の収集数との差を伝え、パトロン文化についても説明した。欧米では自然科学の研究の場としての博物館の見直しが進んでいるという。

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