西日本を中心に猛威をふるった台風。その直撃を免れた場所ではある深刻な事態が。日本一の米どころ、新潟。青々としたイネが一面に広がる田園風景に見えるが田んぼには異変が。土がひび割れていた。連日猛暑が続いている新潟県。台風7号が本州に近づきつつあった3日前には三条市で40℃に迫る気温に。妙高市の雨量は先月21日の梅雨明け以降で14ミリ。平年の13%しか雨が降っておらず水不足が米の生産に深刻な影響を与えている。広大な田んぼを持つ阿部さんの会社では地下水を給水車に汲み田んぼに運ぶ作業を午前5時から午後7時まで繰り返しているという。さらに一般家庭で使う水にも影響が出始めている。普段は雪を溶かすために浸かっている地下水を妙高市では緊急的に飲み水にするのだという。