東京の今月の乾燥注意報日数は7日。専門家は「この時期乾燥に関する相談が増え始める」と話した。冬はドライシンドロームに注意で、体の色々な所が同時多発的に乾燥する症状。特に女性が多く専門家は「早めの予防が大切」と話した。
乾燥すると皮膚の内部で軽い炎症を起こし、乾燥肌になると知覚神経がい皮膚の表面近くまで伸びてくるのでわずかな滋樹でもかゆみを感じる。皮脂欠乏症は加齢に伴い皮脂や汗の分泌が減少し皮膚の角層の水分保持機能が低下すると皮膚が乾燥しかゆみを伴う状態になる。皮膚の分泌は20歳前後をピークに加齢とともに減少する。
かかとは冬は汗をかきにくく、体重がかかり隠そうが防御反応で厚くなり、水分量が少ないのでひび割れしやすい。対策は化粧水を含ませたコットンを10分ほどパックし保湿クリームを塗る。クリームをカバーするため靴下を履く。軽石・やすりなどやりすぎはNG。くちびるは肌よりも角層が薄く皮脂がほとんどないためバリア機能が脆弱で外部からの影響を受けやすい。くちびるのケアでNG行為はなめる・薄皮をめくるなど。リップクリームの塗り方は縦方向にゆっくり塗り、くちびるの体温で温めながら2～3時間ごとに塗り重ねる。
肌にいいお風呂の入り方は浴槽につかるのは10～15分で40℃前後。保湿剤を塗るタイミングはお風呂から出た後なるべくスグに塗るベストは5分以内。ポイントはタオルより手で洗う・液体ボディーソープは泡立ててから肌につけて洗う・ドライヤーの温度は低め・夜の入浴中のスマホはNG。
加湿器は暖房機で部屋を暖めてから使用する。加湿器以外の予防方法はマスクや濡れたタオルなど。