今月16日に行われた笑点の収録で木久扇さんは最後の大喜利について「面白い」などと話した。御年86歳と笑点の歴代最高齢メンバーで、出演記録は55年と最長で金字塔を打ち立てた。去年の24時間テレビにて若い世代にバトンタッチしようと笑点卒業を発表した。今月16日に長年通い続けた後楽園ホールでレギュラーとして最後の収録が行われた。1966年に放送を開始した笑点は立川談志さんが初代の司会を務めた際に木久扇さんは気に入られ、1969年の32歳の時にレギュラー番組に抜擢された。1973年の現存する最も最古の笑点の映像では当時35歳の初々しい姿が見られる。当初は代名詞である黄色の着物ではなく、あずき色の着物を着ていた。当時の芸風について故・三遊亭円楽さんは2019年の映像で「キャラ的にはおバカじゃなかった」と話した。