FRBのウォラー理事は、FOMCが6月会合で利上げを見送ったとしても、7月に再開する可能性に言及した。ウォラー理事は「インフレ率が目標の2%に向かっていると確信できるまで、利上げ停止は指示しない」と述べた上で、今後銀行の融資基準が極端に厳格化しなければ、7月に利上げすることが適切だとの考えを示した。ただ、6月については銀行の貸し出し状況に不透明感が残ることなどを踏まえ、明確に判断できないとしている。最終的には今後発表される物価指標などを踏まえて判断するとしている。
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