台風7号の影響で、石油製品を運ぶ船舶に遅れが生じ、静岡県内の一部でガソリンが品薄となっている。一方、鹿児島県では台風6号の影響によりガソリン不足が今も続いているという。鹿児島の港では、台風6号が過ぎても12日間、タンカーが接岸できない状況が続いていた。さらに、タンクローリーの台数や運転手の確保に限りがあり、品薄状態の解消に時間がかかっている。ガソリン不足は、お盆休みの移動や物流に直撃しており、レギュラーガソリン小売価格は13週連続で値上がりとなっている。この状況に、国民民主党の玉木代表は「岸田内閣はガソリン値下げを速やかに実行せよ。ガソリンは税金の塊」とSNSに投稿し、トリガー条項の発動などを求めている。