真田広之さんは、2003年ハリウッド映画「ラストサムライ」に出演して高い評価を受け、その後アメリカを拠点に活躍。ブラッド・ピット主演「ブレット・トレイン」やキアヌ・リーブスと共演した「ジョン・ウィック：コンセクエンス」など多くのハリウッド作品で存在感を放っている。かつて時代劇やトレンディドラマで主役を務めた日本のトップ俳優からハリウッドスターとなり、久しぶりにプロモーションで来日。20年以上ハリウッドで戦ってきた真田広之さんだからこそ実感するハリウッドで成功するための条件とは、コミュニケーションのための英語が大事だという。俳優だからと手厚く待遇されることもなく、頼れるのは自分の力のみ。初めてシェイクスピアを英語でシェイクスピア・カンパニーに飛び込んでやることになったときに英語が出来なくて慌てたという。40歳を前に英語を学び世界進出したという。今日本の俳優たちに思うことがあり、せっかく切り開いても後が続かないともったいないなどと話した。現在世界に配信されているハリウッド制作の戦国ドラマ「SHOGUN 将軍」。真田さんが主演だけでなくプロデューサーも務め、浅野忠信さんや二階堂ふみさんなど多くの日本人俳優やスタッフが参加し注目されている。日本の優秀な人材を世界に紹介していく橋渡しができれば、今後の自分の新たなミッションだという気がするという。