中国の少子化対策について、北京支局の記者が解説した。浙江省で少子化・高齢化対策のモデル地区が作られたのは、習近平国家主席の出身地であり国からの手厚い予算がつけやすいという事情があるからで、これを全国に広めていくことは難しいという。内モンゴル自治区はゴーストタウンとして国際的に有名になったという背景から、悪評を払拭するために予算がつけられたという事情がある。少子化・高齢化対策が進まなければ、経済成長が頭打ちとなり国力が縮小していくなどの未来が懸念される。
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