サンデー・ジャポン (睡眠特集)
働く世代の8割以上が悩む「睡眠」。茨城・つくば市の筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構にやって来た。「人々が健やかに眠れる社会」の実現を目指し世界中から187名の研究者が集まっている。出迎えてくれたのは機構長を務める柳沢正史教授。この方は睡眠をコントロールしている脳内物質を世界で初めて発見し文化功労者に選出されるなど数々の賞を受賞。ノーベル賞候補とも言われている睡眠研究の世界的権威。ここには21の研究室があり様々なアプローチで睡眠研究をしている。問題:この研究室の実験で使っている人間とそっくりの睡眠をとる「ある生物」は一体なに?。正解:ショウジョウバエ。実はショウジョウバエと人間の睡眠は遺伝子レベルでそっくり。さらに10日で一世代まわる特徴が研究に一役買っている。