“お金の不安”の正体とは

2026年4月21日放送 4:05 - 4:14 NHK総合
視点・論点 (視点・論点)

元金融機関トレーダーで金融教育家の田内学が「お金の不安」について解説。老後資金不足の背景にあるのは人口問題。現在は現役世代2人で1人の高齢者を支える仕組みになっていて、2050年には1.4人になるとされる。本質はお金ではなく働き手の不足。少子高齢化が進んだ2040年には110万人の働き手が不足するとされ、多方面で価格高騰やサービスの供給停止などの問題が起こる見込み。働き手がいても作られるものやサービスが足りなければ物価は上昇し、お金が増えても供給量が増えなければ価格が上がるだけ。海外から買うにも円安が進んでいて難しい状況。海外のIT企業に日常的にお金を支払う「デジタル赤字」も年々増えている。
元金融機関トレーダーで金融教育家の田内学が「お金の不安」について解説。個人がお金をためても構造的に解決できない問題もあり、その根本はお金の不足ではなく人口バランスと働き手の不足に帰結する。働く人が減っていくこれからの時代、求められるのは限られた働き手でいかに生産効率を上げていくか。日本はこれまでいかに新雇用を生み出すかを重視してきたが、今後は「いかに無駄な仕事を減らすか」という発想の転換が必要。個人としても、課題を乗り越えるための人間関係を築いていくことが求められる。お金は便利な道具に過ぎず、あるべき姿は労働が正当に報われ感謝される世界。


キーワード
国立社会保障・人口問題研究所リクルートワークス研究所総務省統計局未来予測2040 労働供給制約社会がやってくる

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