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フランスで行われたカンヌ国際映画祭。最高賞の「パルムドール」を競う部門に、「箱の中の羊」「ナギダイアリー」「急に具合が悪くなる」。25年ぶりに、日本人監督による作品が3つ同時に選出されて受賞の行方が注目されていた。その授賞式が日本時間きのう未明に開催された。最優秀女優賞に濱口竜介監督の最新作「急に具合が悪くなる」で、W主演を務めた岡本多緒さんとヴィルジニー・エフィラさんが選ばれた。日本人がこの賞を受賞するのは史上初の快挙。映画はフランス・パリ郊外の介護施設を舞台に、施設長のマリーとがん闘病中の演出家・真理が絆を結ぶ物語。カンヌの公式上映では、会場は約14分間のスタンディングオベーションだった。この映画の大きな見どころはフランス語・英語・日本語の会話劇。しかし、岡本さんはフランス語はうまく話せないという。くり返しくり返しヴィルジニーさんと、練習を重ねたという。受賞後の会見で語ったのは、ヴィルジニーさんと一緒に受賞した喜びだった。受賞後、監督からは「この2人が本当にこの映画の魂だと思っていたので、2人が共同でもらったということが、本当に本当にこの映画そのものを評価してもらったという感覚があります。2人がそのために重ねてきた努力というものも私は見ていたので、本当にありがとうございました。」と話した。
