“早期の発見と治療” 先天性サイトメガロウイルス感染症

2025年4月23日放送 5:18 - 5:24 NHK総合
NHKニュース おはよう日本 (ニュース)

サイトメガロウイルスに妊娠中に感染すると、赤ちゃんの耳や脳などに重い障害をもたらすことがある。約300人に1人の赤ちゃんが感染して生まれているとみられ、今月からは母子手帳にも検査結果を記録する欄が設けられた。大切なのは早期発見と治療。医療現場を取材した。
三重県に住む2歳のとうやくん(仮名)はサイトメガロウイルスに感染して生まれ、一時難聴と診断された。異常が見つかったのは生まれる1か月程前。サイトメガロウイルスは健康な子どもや大人が感染しても問題ないが、妊娠中に感染すると赤ちゃんにも感染して難聴や脳の傷害などをもたらすことがある。とうやくんの耳の聞こえは治療薬を使う中で改善していったが、先天性サイトメガロウイルス感染症は成長するなかで難聴や発達の遅れなどが出ることもあり、両親は不安を感じている。専門家は、「感染し異常がある赤ちゃんを早期に見つけ治療につなげることが重要」としている。
サイトメガロウイルスは乳幼児の尿や唾液からうつることが多く、感染防止には手洗いのほか、上の子どもと食器を共有しないことや食べ残しを食べないことなどが重要だという。


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