NNN ストレイトニュース (ニュース)
今年5月、成田空港で新滑走路の本格工事が始まった。昨年度の成田空港の発着回数は約24万回で、上限の年間30万回に迫る勢いとなっている。これを2029年3月末には年間50万回に増やそうと、滑走路を新設したり延伸したりする工事が行われている。先月成田国際空港会社の新社長に就任した藤井社長が強調したのは「日本人のためにも役に立つ空港にしたい」。ターミナルも大きく生まれ変わろうとしている。ワンターミナル化で利便性の向上を図る。都心から離れた成田空港はアクセスには課題もあるが、藤井社長は「遠い」というイメージを払拭したい、旅行代金の安さでは成田に強みがあると話す。藤井社長は「日本人に、あ、便利だねと言ってもらえる空港にしたい」などと話した。