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北海道函館市の函館山展望台。ロープウェーは通勤列車のような混み具合で、バスも混雑している。函館市の観光客は昨年度約530万人。観光客にとっても好ましくないオーバーツーリズム。市も対策に乗り出した。市が実験的に始めた「ゆったり夜景とヨルメグリ」。函館山が最も混雑する午後8時までの時間帯、観光客を別の名所旧跡に誘導。函館市・大泉潤市長は会見で「観光客の選択肢を広げながら、最適化をしながら過度な集中が避けられるような、市民生活に悪影響が出ないようなことに取り組んでいきたい」と話した。