ひるおび (ニュース)
”平成の米騒動”超え、コメの価格過去最高に。セブンイレブンおにぎり値上げへ。おにぎり・弁当など37品目の値上げを27日以降行っていくとのこと。手巻おにぎり北海道産昆布は138円から162円へ24円の値上げ。塩むすびも116円から138円へ22円の値上げとなった。おにぎり以外にも、五目チャーハンは348円が378円に30円値上げ、若鶏のジューシー唐揚げ弁当572円から626円と54円の値上げとなっていくとのこと。デニーズは去年の12月24日から、ライス209円を253円に44円値上げ、モーニング・ランチ時の増量無料を終了することとなった。値上げの理由は、コメ価格の高騰とのこと。コメ価格の推移は、”平成のコメ騒動”を超え過去最高になった。理由としては、資材や流通コスト上昇や、去年夏の品薄に伴う集荷競争が激しくなっていることだという。専門家によると、コメのメニューの値上がりは今後も外食業界で広がっていくとのこと。
”平成の米騒動”超え、コメの価格過去最高に。街では様々な工夫をしているという声が上がっていた。去年令和のコメ騒動という状況があり、店舗の陳列棚にもほとんど並んでいないというような状況だった。コメの価格が高騰した理由として、猛暑直撃による品質低下で流通量が減少したことや、コロナ禍が終わり外食消費が回復したこと、インバウンドが回復した、おにぎりブームなどがあった。去年の影響が残り続け、今のコメの価格高騰につながっているとのこと。一方で、コメ農家の倒産・廃業件数が増えていて42件となり、過去最多を更新した。主な要因として、多くを輸入に頼る肥料や農産薬剤など生産資材のコスト高により手元に利益が残りにくい経営環境が続いてきたことや後継者不足など、様々な要因でコメ農家の数自体が減っているとのこと。