Nスタ (ニュース)
航空自衛隊のアクロバット飛行集団「ブルーインパルス」。今回、35年ぶりとなる万博会場でのフライトに向け準備を重ねてきた。万博開幕の1か月前、宮城県の松島基地で訓練に励んでいた 松浦1等空尉。パイロットの中では最年少の30歳。大阪出身で、15歳から地元の空を飛ぶことを夢見ていた。ブルーインパルスのパイロットの任期は通常3年。2年目以降、アクロバット飛行をすることになる。万博が大阪で開催されることを知り、松浦さんは自分で操縦できる2年目にあわせて部隊への配属を志願した。松浦さんの妻と娘は、松浦さんの本番飛行をまだ見たことがない。万博開幕式当日、妻と娘は宮城県の自宅から、万博会場に駆けつけていた。午前11時42分、関西国際空港から松浦さんが操縦するブルーインパルスが出発するも、会場を飛行する予定の7分前に、天候不良による中止が決まった。松浦さんの妻は、飛行はもちろん、ここに見に来てくれている人を見るのも好きだなどと話した。松浦さんは、今の自分を見てもらって、夢を目指すきっかけなどになればいいなどと話した。