大下容子ワイド!スクランブル (ニュース)
おととい新潟県の佐渡の金山が世界文化遺産に登録された。江戸幕府の鎖国政策のもとで、人力による独自の鉱山技術を発展させた佐渡の金山。17世紀における世界最大の“金”の生産地として知られている。これまで堀り進められた坑道はありの巣のように広がっていてその長さは約400キロ。佐渡から東京までの距離に匹敵するという。佐渡の金山についてはこれまで韓国政府が「朝鮮半島出身者の強制労働があった」として登録に難色を示していた。そんな中、日韓両政府は話し合いを続け今回、金山全体の歴史を説明する施設を整備することなどを取り決め登録に至ったという。佐渡市は世界遺産登録により島内の年間宿泊者数が今の32万人から38万人に増えると試算。観光客受け入れの新たな取り組みも始まっている。日本の世界遺産は文化遺産と自然遺産合わせて26件になったという。