Nスタ (ニュース)
国連総会に合わせて会談したトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領。今月に入りロシアの無人機や戦闘機がNATO加盟国の領空に相次ぎ侵入したことをめぐりトランプ大統領は、領空を侵犯した場合は撃墜を支持する考えを示した。また会談後にSNS上で、NATOの財政的支援があればウクライナはこの戦闘が始まった時点の国境線の回復が十分に可能だとの認識を表明した。これまでトランプ大統領は、ウクライナはドンバス地方を割譲せざるを得ないとの認識を示していた。ゼレンスキー大統領は会談後、トランプ氏がゲームチェンジャーとなり得ると話し和平交渉の進展に期待感を示した。一方ロシアの代表は、この会合はウクライナの平和に向け何の価値も生み出さないとし、ウクライナ国民は西側諸国の利益のために死んでいると主張した。アメリカのルビオ国務長官は、トランプ大統領は必要があればロシアに追加の経済的な代償を支払わせる選択肢があると警告した。