シリーズ人体II遺伝子 特別版 (シリーズ人体II遺伝子 特別版)
技術革新によりDNAを解析するだけで、持ち主の顔まで再現できるようになっている。2009年にアメリカで起こった殺人事件は、この技術を使うことで、犯人逮捕にまでいたってる。事件を振り返り、トニー・マンクーソは「この新技術がなかったら、私たちは今でも殺人犯を捜していたと思います」と話す。顔解析の第一人者タン教授は「人の顔の再現は、DNAの2%の部分遺伝子の解析だけでは不可能でした。この先、さらに解析の精度を高めていけば、もっとそっくりの顔を再現できる」と話す。タン・クンさんは、人の顔を形作る情報が98%のDNAに眠っていることに気づいた。