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エルビス・プレスリーの元妻、プリシラの半生を描いた映画「プリシラ」。1950年代からアメリカで活躍しレコード売上は約30億枚。伝説のロックスター、エルビス・プレスリー。そのウラで恋人、妻として生きた10歳年下のプリシラ。彼女が出会いから分かれを綴った自叙伝が映画化された。監督はソフィア・コッポラ。シャネルのドレスやヴァレンティノのスーツなど1960年代のカルチャーも再現されている。自分を見失うトップスターとの恋の悩み。プリシラはもともとドイツで暮らす素朴な女の子。パーティーでドイツに来ていたエルビス・プレスリーと出会う。エルヴィスが彼女に一目惚れ。突然、トップスターの恋人へ。両親からの反対を押し切り、エルヴィスの家に引っ越す。待っていたのは孤独な日々。洋服を買う時は好みのドレスは選べない。彼好みの女性であり続ける生活を送る。健気な姿を通して映画で伝えたいメッセージが、ソフィア・コッポラ監督は「自分のものではない世界にいてそこからどうやって脱出するかプリシラの物語から目を離せなかった」と語る。華やかな生活の裏側から人生で大切なものが感じられるという。映画は来月12日公開。