素っ頓狂な夜 （素っ頓狂な夜）
リリーは前回、観覧客のハガキに目を通し、サザンオールスターズのライブに行く人がいると明かした。リリーは美大生時代を振り返り、1人のハマトラ女子が「栞のテーマ」の歌詞を美術道具に書いていたといい、「周囲に迎合していない」、「誰よりもパンク」と感嘆したという。のちに交際へと発展し、リリーは童貞を捨てることとなった。鶴瓶は大学で出会ったのが今の奥さんと話し、交際するもファーストキスまでに日数を要した。学友たちには「キスをした」と嘘をつき、嘘を誠にせねばと機会を伺っていた。悪天候のある日、風で仰け反った奥さんから勢いで唇を奪ったが、鶴瓶は奥さんにとってもファーストキスだったことから涙ながらに謝罪した。
リリーのファーストキスは高校3年で、キスする顔の場所を指定されたという。さらにリリーは鶴瓶、観覧客だけに初体験のディティールを披瀝した。鶴瓶は大阪・関西万博に言及すると、リリーは6歳の時に開催された大阪万博は行ったという。数時間待ちの行列に涙したこと、生まれて初めて飲んだフローズンコーク、岡本太郎氏の太陽の塔に感動したことを覚えているという。さらにリリーは下北沢駅のモニュメントを手掛けたエピソードを披露。観覧客の1人は観たことがあった。鶴瓶は主演映画「35年目のラブレター」を観た人に挙手を求めるも、1人もいなかった。