円卓コンフィデンシャル (円卓コンフィデンシャル)
がん検診はどうすれば行くのか。黒田さんはがん保険で所定5大がんの検査を受けて、その後精密検査を受けたら給付金がもらえるという保険がある。市川さんは陽性になった人に精密検査に行ってもらうことに力を入れたほうが亡くなる方を減らすのに効果的なのではと述べた。黒田さんはマンモグラフィーをはじめて受けたことでがんを発見。お金がないからこそがんを早く見つけて治療したほうがお金がかからないと訴えた。松田さんは胃の内視鏡検査は広まってきていると話す。さらに大腸内視鏡検査は1回検査すると、10年分くらいの効果があると言われている。
もし自身や家族にがんが見つかった時に重要になるのはがんの告知。治療が難しい場合はがんの告知を避けるケースもあたそうだが、基本的には患者本人への告知を推奨している。そこで重要なのはその後なぜ自分がこの治療をうけているのか知っておくことが重要。そしてがん患者の意思と医者とのコミュニケーションのとり方について、医師だけではなく相談員や看護師に伝えれば医療者間で共有され、治療の方向性を変えることもあると話す。がん相談支援センターでは、あくまでも医師にも患者にも中立だと伝えているという。そして松田さんは、がん患者と家族とで意見が分かれてしまう懸念もあると話した。
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