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人気ミステリー作家の京極夏彦さんが初めて書き下ろした新作歌舞伎が昨夜、初日を迎えた。京極夏彦さんが脚本を書き歌舞伎座で上演が始まったのは「狐花」という演目。初日のきのうは京極さんも観劇に訪れた。赤い彼岸花が使われ幻想的な京極ワールドが展開される中、美しい青年の幽霊騒動を巡り次々と起きる悲しい事件の解決に挑むという今回の演目。主人公は京極作品で人気の百鬼夜行シリーズに登場する中禅寺秋彦の曽祖父にあたる人物で、松本幸四郎さんが演じる。美しい青年を中村七之助さんが演じ、中村勘九郎さんら豪華な顔ぶれもそろった。東京・中央区の映像。