サン!シャイン (ニュース)
このあと行われる米中首脳会談について、峯村は、ポイントのひとつはレアアース、トランプ政権による追加関税で、中国はレアアース7品目の輸出を規制した、トランプ氏は今回の会談で、レアアースの供給量増加を求めるのではないかなどと話した。トランプ大統領は、フェンタニルの原料の輸出規制を求めるものとみられる。トランプ政権1期目には、中国側も輸出を厳しく規制していたが、アメリカ下院議員が台湾を訪問したことをきっかけに、中国側は規制を緩めた。原料の輸出量が増えたことで、アメリカ国内で中毒者が急増している。峯村は、アメリカ産大豆もポイントになるとし、アメリカの大豆の産地のほとんどが、トランプ氏を支持している、中国は、最大の大豆輸出国だったが、ことし9月にゼロになったなどと話した。アメリカ側のカードについて、峯村は、関税がカードになるが、今回合意を得られたとしても、トランプ氏からすると借りをつくるかたちになるし、主導権は依然中国側にあるなどと話した。杉村は、日米合意のなかに、レアアースを協力して開発することが盛り込まれていることは大きい、南鳥島沖での開発が来年1月から試験的に行われる、レアアースが日米で採れるようになったら、中国の優位性は低下し、情勢は変わるなどと話した。峯村は、レアアースを中国に依存している最大の理由は安さ、精製段階で汚染物質が出ることや時間がかかることもネックになっているなどとし、アメリカ側も中国側も、チキンゲームをやり続けて疲れている、アメリカ側はレアアースで追い詰められ、中国側は、経済状況が悪いところに関税措置を受けていて、今回が休戦するチャンスではあるなどと話した。日中首脳会談もあす行われる。
