- 出演者
- 鈴江奈々 木原実 辻岡義堂 森圭介 山崎誠 忽滑谷こころ 直川貴博
オープニング映像のあとに出演者らがあいさつをした。
日中首脳会談は今回、高市総理の韓国訪問中最大の山場。高市総理は出席中の国際会議の一部の日程を外務大臣の出席に切り替えるなどし、入念に準備をしている。今回の会談では両国の違いは脇に置き、お互いに利益になる分野での協力を進める戦略的互恵関係や建設的かつ安定的な関係の推進で一致できるかが焦点。高市首相は中国によるレアアースの輸出規制など経済的な威圧や尖閣諸島周辺など東シナ海での海洋進出への懸念なども中国側に伝える見通し。高市内閣の閣僚の1人は「米中首脳会談でも特にレアアースの問題が切り札になってアメリカが譲歩したように受け止められている。経済的威圧をするなという事は日中でもきちんと言っていかないといけない」としている。高市首相は自民党総裁に選ばれた後の靖国神社への参拝を控えている他、所信表明演説でも重要な隣国であり、建設的かつ安定的な関係を構築する必要があると話していた。
与野党6党はガゾリン税の暫定税率について来月13日からガソリンの補助金を段階的に増やし12月11日には暫定税率に相当する25.1円まで引き上げ12月31日に廃止することで実務者間で合意した。経由引取税の暫定税率についても来月13日から段階的に補助金を増やし来月27日には暫定税率に相当する17.1円に引き上げ来年4月1日に廃止することで合意した。失われる税収はガソリンに関して年間約1兆円、経由に関しては約5000億円の合計約1.5兆円になる。代替財源について今年度は租税特別措置の見直しなどで確保を検討し年末までに結論を得ることで合意した。来年度以降については税制措置も検討しながら今後1年程度をめどに結論を得るとしている。
政府は今日、離婚後の子供の親権を父親と母親の両方に認める共同親権を導入する改正民法について来年4月1日に施行することを閣議決定した。施行後は父親と母親が協議の上、単独親権が共同親権かを決める。意見が対立した場合は家庭裁判所が子供の利益の観点から親権者を判断しDVなど子どもの心身への悪影響が懸念される場合は単独親権となる。施行日以降に離婚した場合には離婚の際に養育費の取り決めをしていなくても一定額を請求できる法定養育費も導入される。
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フォーティネットプレーヤーズカップで石川遼選手が9つのバーディーを奪い2位につけている。
1979年に俳優デビューした柳沢慎吾さんはドラマ「熱中時代」や「ふぞろいの林檎たち」など様々な作品に出演し、その明るいキャラクターでバラエティ番組でも活躍している。そんな柳沢さんが芸歴47年目にして初の単独ライブに挑戦した。2日間合わせて1540枚のチケットの応募には約2万通が殺到したという。ライブでは「ひとり警察24時」や「ひとり甲子園」など様々なパフォーマンスを披露。柳沢さんは「人に喜んでもらえるのが好き」などと話した。柳沢さんは幼少期の頃、八百屋を営む両親が笑顔で対応する姿を見て育ち、それが今の原点になっているとのこと。柳沢さんは「お客様の笑顔を届けるために70歳でも80歳でも頑張る」などと話した。
栃木・大田原市は唐辛子の生産が盛ん。市をあげて栽培に取り組んでおり、市内の道の駅には唐辛子の加工品が数多く並んでいる。大田原市では「栃木三鷹」という品種が栽培されている。栃木三鷹は辛味だけでなく風味と味が良いとのこと。また唐辛子が辛い時は牛乳を飲むと良いという。唐辛子は収穫した後にハウスで2か月ほど乾燥させるとのこと。さらに唐辛子は防寒対策としても使えるという。辻岡アナは栃木三鷹を使用した唐揚げや水ようかんなどを試食し「おいしい」などとコメントした。栃木三鷹の収穫は11月上旬まで行われる。
日テレ・大屋根広場から全国の気象情報を伝えた。
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今日から韓国・慶州でAPECが開幕。米・トランプ大統領は欠席した。21の国と地域が自由で公正な貿易について協議する場だが、今回の最大のテーマは「トランプ関税に対しどこまで結束できるか」。高市首相も出席し、自身のXには中国・習近平国家主席との写真を投稿した。この後初の日中首脳会談に臨む。高市首相は首相就任以前、中国に対して厳しい姿勢を取っており、中国側は高市首相の誕生に警戒感を抱いていた。ただ先の日米首脳会談後に中国に対する強硬的なメッセージが出なかったことから、中国側は高市首相が反中国の姿勢を抑えるのではと判断。日本国内での支持率の高さも考慮して日中首脳会談の開催に至ったという。高市首相は所信表明で中国について「建設的かつ安定的な関係を構築していく必要がある」などと発言。今回の会談で“協力できる点は協力する”という関係を作れるかがポイントになる。また今回の会談で日本側は中国に対しレアアースの輸出規制をやめるよう注文をつけるとしている。
日本側の狙いは大きく2つある。1つ目は建設的で安定的な日中関係を築いていこうと一致させること。日中両政府はこれまで両国の違いは脇に置き日中の利益が共通する分野では協力するという方針を進めてきた。これを戦略的互恵関係と呼んでいる。中国側は高市首相の保守的な政治姿勢を強く警戒してきたなかで靖国神社の参拝を見送るなど日中首脳会談も見据えて前向きなシグナルを中国側に送っていた。2つ目の狙いは言うべきことは言う、懸念はしっかり伝える。中国によるレアアースの輸出規制などの経済的な威圧への懸念、尖閣諸島周辺など東シナ海での海洋進出への懸念などを伝える見通し。日本産水産物の輸出再開も中国側に働きかける見通し。
中国共産党関係者は首脳会談について「驚いた、私はやらないと思っていた」と話していた。中国は高市総理を強く警戒しており、高市総理就任の際に祝電を送らなかったことも話題になった。実際に日本産水産物や牛肉の輸入再開といった日中の間の懸案が高市政権になってからほとんど動かなくなっていた。3日前の段階では中国政府関係者は、今回は習近平主席と立ち話すらできないだろうと話していた。それがおととい急遽会談を受け入れる方向で動き出した。要因としては、日米首脳が中国の予想以上に蜜月ぶりを見せつけたことがあり、中国政府関係者は訪日したトランプ大統領への高市総理の対応が効果的だった、日本の影響力を改めて認識したとしている。また日米首脳会談で中国を直接的に非難するメッセージを出さなかったことも前向きなシグナルだと受け止められた。中国側は、高市総理は思ったより現実的な外交をしてくるのではないかと考えを改め始めたとみられる。中国政府関係者は高市政権の高い支持率も影響したとしており、安定した長期政権を見据えて関係構築した方がいいとの判断があったとみられる。中国側からの注目ポイントは、中国側が高市総理を信頼できるパートナーとして受け入れるかどうか。まだ完全に警戒を解いたわけではなく、会談開催の正式発表はギリギリだった。背景には会談で高市総理が習主席に何を言うのかという警戒感が強かったという。
午後5時すぎから約30分間、日中首脳会談が行われた。高市首相は神妙な面持ちで習近平国家主席と握手を交わした。高市首相と中国を巡っては、おととし科学技術担当相を務めていた頃、福島第一原発の処理水放出を巡って「核汚染水」と呼ぶ中国に対し、「科学的根拠に基づかない発言があった」と強くけん制。例年、靖国神社を参拝するなど保守的な姿勢を含め、中国側は高市首相の誕生に警戒感を抱いていた。今回、日中首脳会談は行われないという見方もあったが、3日前の日米首脳会談が風向きを変えたとみられる。中国政府の関係者は「日米首脳会談の後、中国に対し強硬なメッセージが出てこなかったことが大きい」と話している。高市首相が反中国の姿勢を抑えるのではと見た中国は日本国内の支持率の高さも考慮し、日米首脳会談の実現に至ったという見方もある。会談のポイントは高市首相と習主席の関係。高市首相は所信表明で「中国は日本にとって重要な隣国であり、建設的かつ安定的な関係を構築していく必要がある」と述べており、“協力できる点は協力する”という関係が作れるかがポイント。2つ目は貿易を巡る問題。中国はたびたび「レアアース」の輸出規制をしてきたが、日本側はやめるように注文をつける方針。官邸関係者は高市外交について「相手との距離の縮め方という点では高市さんは天才的」と話している。高市首相はこれまでと違い、習主席に対しては緊張した様子も見せた。
厚生労働省によると、今月20日~26日の1週間のインフルエンザ感染者数は1医療機関あたり6.29人。前週の約1.93倍で10週連続の増加。沖縄県など1都4県で大流行の可能性を示す「注意報」レベルの10人を超えた。
きょう、東京・港区の「すき焼今朝」では冷えた体を温めようと熱々のすき焼きを食べるお客さんの姿があった。すき焼きに欠かすことができない卵だが、価格は高止まり。今年も鳥インフルエンザの流行による卵不足が警戒される中、いま国が「加工用のたまご」の普及を後押ししている。卵を乾燥させて粉末状にした“乾燥卵”は賞味期限が最大18か月と長いため、安定供給のカギとして期待されている。東京・港区の「Cafe Madu AOYAMA」できょうから期間限定で“乾燥卵”料理を提供。卵黄約3個分がスプーン1杯に凝縮。茹でたパスタに粉末状の卵黄を使うことで余分な水分が入らず、卵のコクを感じるより濃厚な味になる。神奈川・大和市の「メゾンジブレー」では乾燥卵白を使用した「熟成和栗モンブラン」が看板商品。メレンゲにボリュームを出すため乾燥卵白を使い始めたが、卵を割る個数が減り、人件費削減になったという。2年前の“エッグショック”の際には卵の供給は大幅にストップしたため、乾燥卵で乗り切った。現在は業務用がメインだが、今後は一般家庭向けも含め広く活用されることを目指す。
