なぜ道路標識の人は帽子をかぶっている?

2023年12月16日放送 8:17 - 8:29 NHK総合
チコちゃんに叱られる! (チコちゃんに叱られる!)

チコちゃんが「なぜ道路標識の人は帽子をかぶっている?」と質問してゲストらが答えを予想した。正解はヨーロッパの人だから。日本サインデザイン協会の竹内誠会長が解説。日本はヨーロッパ発の国連標識を参考に道路標識を作った。1963年に翌年開催される東京五輪に向け交通網が整備され標識も新たなものを作ることになった。それまでは図柄ではなく文字で書かれたものが一般的だったが東京オリンピックを開催するにあたり外国の人にも意味がわかるように新標識が誕生。1700年代ヨーロッパで印刷技術が発展し挿絵は特徴を強調した絵が好まれた。1900年代ヨーロッパでは外出するときに皆帽子をかぶっていたことから標識で歩行者を表す帽子をかぶった人を描いた。東京オリンピックは世界で初めてアルファベット以外の文字を使用する国での開催となった大会。そこで単純な絵で情報を伝えるピクトグラムが考えられた。全競技をピクトグラムで案内し世界から称賛された。これを機にピクトグラムは世界に広がった。非常口のピクトグラムも日本が考案したデザイン。日本の歩行者専用の標識は体がフニャフニャで女の子が嫌がっているように見える。タイでは1人、ドイツではお母さんと子どものデザインに変更されている。フニャフニャの理由は国連標識の元画像が小さくそれを引き伸ばしてコピーして使っていたからだと思われるが真相はわからず。自動車専用の図柄は細かく決められているのに対し歩行者専用の標識は身長と横幅以外決められていない。ピクトグラムが世界に広がったのは11人のデザイナーが社会に還元しようと著作権を放棄したことも理由のひとつだという。


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尾崎豊東京オリンピックピクトグラム銀座(東京)四谷(東京)道路標識日本サインデザイン協会

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