2023年12月16日放送 8:15 - 9:00 NHK総合

チコちゃんに叱られる!
▽道路標識の謎▽ジャンボって?▽サケの不思議

出演者
塚原愛 岡村隆史 大竹まこと 遠藤憲一 ヒコロヒー 秋元真夏 
(オープニング)
オープニングトーク

チコちゃんが挨拶をした。ゲストは遠藤憲一さんと秋元真夏さん。エンケンさんと奥さんの力関係は10対0で奥さんが強いと話した。チコちゃんの様子がいつもと違うと岡村が指摘した。

(チコちゃんに叱られる!)
なぜ道路標識の人は帽子をかぶっている?

チコちゃんが「なぜ道路標識の人は帽子をかぶっている?」と質問してゲストらが答えを予想した。正解はヨーロッパの人だから。日本サインデザイン協会の竹内誠会長が解説。日本はヨーロッパ発の国連標識を参考に道路標識を作った。1963年に翌年開催される東京五輪に向け交通網が整備され標識も新たなものを作ることになった。それまでは図柄ではなく文字で書かれたものが一般的だったが東京オリンピックを開催するにあたり外国の人にも意味がわかるように新標識が誕生。1700年代ヨーロッパで印刷技術が発展し挿絵は特徴を強調した絵が好まれた。1900年代ヨーロッパでは外出するときに皆帽子をかぶっていたことから標識で歩行者を表す帽子をかぶった人を描いた。東京オリンピックは世界で初めてアルファベット以外の文字を使用する国での開催となった大会。そこで単純な絵で情報を伝えるピクトグラムが考えられた。全競技をピクトグラムで案内し世界から称賛された。これを機にピクトグラムは世界に広がった。非常口のピクトグラムも日本が考案したデザイン。日本の歩行者専用の標識は体がフニャフニャで女の子が嫌がっているように見える。タイでは1人、ドイツではお母さんと子どものデザインに変更されている。フニャフニャの理由は国連標識の元画像が小さくそれを引き伸ばしてコピーして使っていたからだと思われるが真相はわからず。自動車専用の図柄は細かく決められているのに対し歩行者専用の標識は身長と横幅以外決められていない。ピクトグラムが世界に広がったのは11人のデザイナーが社会に還元しようと著作権を放棄したことも理由のひとつだという。

キーワード
ピクトグラム四谷(東京)尾崎豊日本サインデザイン協会東京オリンピック道路標識銀座(東京)
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(チコちゃんに叱られる!)
大きいものをジャンボと言うのはなぜ?

チコちゃんが「大きいものをジャンボと言うのはなぜ?」と質問してゲストらが答えを予想した。正解はジャンボという有名なゾウがいたから。東海大学の丸山雄生准教授の解説。アフリカゾウは高さ4mほどで現存する最大の陸上動物。アフリカの精霊マンボジャンボから名前をとった説が有力。このほかスワヒリ語であいさつなどに使われる「ジャンボ」もある。ジャンボという名前のアフリカゾウが有名になったことで「大きい」という意味に変化した。森本レオがジャンボの一生を朗読した。生まれたのは1860年頃のスーダン。パリの植物園を経て1865年にロンドン動物園へと移る。1881年12月13日、世界的に有名なアメリカのサーカスショーマンのP・T・バーナムからゾウを譲ってほしいと電報が届く。当時ジャンボは発情期を迎え凶暴な一面が問題視されていた。動物園は事故を恐れ売約を決断。しかしジャンボは移動のための専用の木箱に入ることを拒否し多くの新聞が連日この話題を報じた。惜しまれつつもアメリカに渡ったジャンボを一目見ようとサーカスには多くの人が詰めかけ有名に。ジャンボの名前は彼のように「大きなもの」を意味する言葉としても広告などで使用されるようになり定着した。不慮の事故によりジャンボは亡くなったがその後も巨大な飛行機にジャンボジェット機の愛称がつけられるなどその名前は残り続けている。

キーワード
P・T・バーナムアフリカゾウウド鈴木キャイ~ンジャンボジャンボにんにくパリ植物園ロンドン動物園尾崎健夫尾崎将司尾崎直道年末ジャンボ宝くじ東海大学東海大学湘南キャンパス蒲田(東京)
休憩中

遠藤憲一さんは朝のルーティンが長く食べるものも決まっている、できないと嫌な気分になる、1回だけ朝食をはぶいたことがあるが腹ペコになりお昼を早飯をして撮影したことがトラウマだと話した。

サケが生まれた川に戻ってこられるのはなぜ?

サケが生まれた川に戻ってこられるのは方位磁石を持っているから。川で生まれたサケが海へ下るのは豊富なエサを食べるため。1年目をオホーツク海、2年目春~秋をベーリング海、冬からアラスカ湾で過ごし4年目秋に再び生まれた川に帰る。卵を守る上で海よりも川が安全。地球には人間には感じられない磁力が存在する。サケは鼻の粘膜で地球の磁力を感知し磁気線に沿って帰ってくることがわかった。サケは生まれた川のニオイを嗅ぎ分ける。川の微生物がニオイのもとになるアミノ酸を放出していて川によってアミノ酸の種類が違う。ソムリエの田崎真也さんに4種類の川の水のニオイを嗅ぎ分けてもらうとそれぞれ違う特徴があったが江戸川の水は当てられなかった。

キーワード
アメリカ海洋大気庁アラスカ湾オホーツク海サケベーリング海北海道大学多摩川天塩川天津日本ソムリエ協会木村卓寛東京都水産資源研究所江戸川荒川長流川鮭の日鶴見川
(エンディング)
デフ・ヴォイス

遠藤憲一さんが「デフ・ヴォイス」の番組宣伝をした。

エンディングトーク

チコちゃんが「私の違和感は大丈夫だった?」と話した。遠藤憲一さんは「番組自体も自由だけど急にチコちゃんが変わったり臨機応変にやってる素晴らしい番組」と話した。

キーワード
木村祐一
チコちゃんに叱られる!

「チコちゃんに叱られる!」の番組宣伝。

エンディング

チコちゃんがあっち向いてホイをした。

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