- 出演者
- 塚原愛 岡村隆史 大竹まこと 松本潤 ファーストサマーウイカ
チコちゃんが挨拶をした。きょうは生放送新BSスタートスペシャル。ゲストの松本潤さん、ファーストサマーウイカさん、大竹まことさんを紹介した。きょうから「NHK BS」「NHK BSプレミアム4K」がスタートし「チコちゃんに叱られる」も同時生放送。
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「英雄たちの選択」の磯田道史が「武士がちょんまげなのはなぜ?」と聞いてゲストが答えを予想した。正解はムレるから。國學院大學の根岸茂夫名誉教授の解説。戦いで頭に血がのぼっているところに重たいかぶとをかぶることでとてもムレた。平安時代に冠や烏帽子が流行し、それがずれないように髪を集めて帽子の中で結んでいた。「貞丈雑記」にも記されている。当時丸坊主にするのは僧侶と決まっていて僧侶と区別するため武士は髪を残した。剃り上げた部分「月代」に「髷」を乗っけたちょんまげが誕生した。月代を作ることは「いつもで戦える」という意思を主君に示すためだった。戦国時代になり庶民も戦に駆り出されるとちょんまげが一般に広がる。江戸時代にはファッションとして定着。ちょんまげは一般の人々に根づいた日本の文化となった。明治政府はちょんまげの断髪を推進したが岩倉具視は断髪に反対派だった。政府にはアメリカやヨーロッパとの不平等な条約への焦りがあった。西洋と対等な関係を築くために岩倉使節団が渡航。歓迎ムードに思えたが、まげと和装の岩倉を嘲笑する風刺画が描かれアメリカ留学中の息子たちからは「文明開化を目指す国の使節としてはふさわしくない」と言われた。岩倉は断髪をして一気に西洋化することを選んだ。岩倉は滞在中のシカゴで断髪。同行した佐佐木高行の日記に記されている。岩倉断髪の知らせは日本にも衝撃を与えた。明治6年、ついに明治天皇が断髪しちょんまげ文化は終わりを迎えた。ちょんまげになるのが長年の夢だという視聴者の宮崎大翔さんがこのあと生放送でちょんまげ姿に変身する。
オープニング映像。
「ワイルドライフ」の橋場利雄ディレクターが「サバンナにたくさん野生動物がいるのはなぜ?」と質問しゲストが答えを予想した。正解は奇跡の草「C4植物」が生えているから。農研機構の吉村泰幸研究員の解説。私たちが普段目にしているのはC3植物。過酷な状況でも生きられるように進化したのがC4植物。少ない二酸化炭素で十分な光合成ができるように進化したC4植物は体内に二酸化炭素を溜め込んで濃くしてから使うことができる。たくさんの光が必要なのでジャングルや森では生きられない。乾燥にも強い。サバンナに生える草の9割がC4植物。成長スピードも早いので草食動物が食べても足りなくなることはない。草食動物が増えると肉食動物も増える。セレンゲティ平原のヌーは150万頭以上の大きな群れを作りC4植物を求めて1年間で3,000kmを移動する。メスが出産準備に入るために行われることが分かった「オスのコーラス」の貴重映像を公開した。セレンゲティ国立公園から中継で草とシマウマの様子を伝えた。駐車場に生えているメヒシバ、エノコログサもC4植物。
チコちゃんがにらめっこをした。
「ワールドニュース」の丸岡朋生デスクが「なぜ同時通訳ができる?」と質問してゲストが答えを予想した。塚原愛が同時通訳に挑戦した。正解は頭の中に入ってきた情報をあっという間に消しちゃうから。立教大学の山田優教授の解説。脳のワーキングメモリは4つを超えたら覚えられない。同時通訳ができる人は入ってきた英語をすぐ日本語に訳ししゃべることで情報を消す作業を行っている。日本語との文法の違いから英語は最後まで聞かないと分かりやすく訳せないが熟練の同時通訳者は1つのスペースに英語をたくさん入れることができる。もっと熟練の同時通訳者は文章全体を1つの映像化にすることでワーキングメモリのスペースを空ける。通訳歴37年の小沼順子さんに密着した。ニュースを最速で届けるため録音はせず生放送で原稿を読む。大谷翔平のエンジェルス入団会見の映像を同時通訳してもらった。同時通訳歴30年の柴原早苗さんに同時通訳していただきその内容に関するクイズを出すと全問正解した。
念願のちょんまげ姿になった宮崎大翔さんがスタジオに登場した。大翔さんは新鮮です、髪がなくなったので寒い、などと話した。何も知らない熊本のご家族と電話を繋いでちょんまげにしたことを報告した。
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2023年11月25日(8:15)