- 出演者
- 塚原愛 岡村隆史 チコちゃん キョエちゃん 久本雅美 竜星涼
チコちゃんは「なぜ先生をお母さんと呼んじゃう?」と質問。竜星涼は「家でずっとお母さんって呼んでいるからその流れ」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「心の辞書で隣に並んだ言葉だから」。
「先生をお母さんと呼んじゃうのは心の辞書で隣に並んだ言葉だから」について、東京大学の広瀬教授が解説。人は覚えた言葉を脳の中に記憶し使えるように整理していく。これを心理言語学的には「心的辞書」という。人が言葉を発する時、心的辞書を検索して言いたい言葉を口に出すが、取り出し間違いが起こることがある。主に「音が似ている言葉」「概念的に似ている言葉」で起こりやすい。お母さんと先生は概念的に「頼りになる大人」「面倒を見てくれる」「色々教えてくれる」など共通点が多い。それにより、言い間違いが発生するとのこと。この現象は日本だけでなく海外でもみられる。
オープニング映像。
チコちゃんは「急がば回れの回れってなに?」と質問。久本雅美は「山を回れ」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「琵琶湖を回れ」。
- キーワード
- 琵琶湖
「急がば回れの回れは琵琶湖を回れ」について、京都橘大学の池田教授が解説。「急がば回れ」という言葉が生まれたのは滋賀県の琵琶湖。安楽庵策伝が語った話を集めた醒睡笑という本が基になっていると考えられている。本の中で「武士のやばせのわたりちかくともいそがばまわれ瀬田の長はし」と書かれており、「やばせ」とは滋賀県草津市にある矢橋の船着き場で、「瀬田の長はし」は滋賀県大津市にある瀬田の唐橋のことを指している。当時、江戸から京都を向かう道には主に東海道や中山道があった。琵琶湖周辺に差し掛かると、2つの道が交わり瀬田の唐橋を渡る道と矢橋の船着き場まで歩き船で湖を渡る道がある。「急がば回れ」は、矢橋から出ている船に乗った方が早いが琵琶湖は湖が荒れやすく、瀬田の唐橋から回った方が安全だと言っているのだという。
チコちゃんと岡村隆史が久本雅美とトーク。久本は涙もろいことをチコちゃんらに相談。岡村は「いいんじゃないですか?泣くことでストレス発散にもなるし」などとコメントした。
- キーワード
- 木村祐一
チコちゃんは「なぜそば湯を飲む?」と質問。岡村隆史は「そばを食べるのはもっと後の話。先に飲んでたのはそば湯」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「昔の長野県は食べ物をとても大切にしたから」。
「そば湯を飲むのは昔の長野県は食べ物をとても大切にしたから」について、日本蕎麦保存会の片山会長と長野県立大学の中澤教授が解説。そば湯はそばを茹でた茹で汁のこと。長野県では伝統的に消化しづらいそばの実の殻や甘皮もまるごと臼で挽き、細かい殻や甘皮を含んだそば粉を使用。そのため、食べると胸焼けすることもある。そこで、温かいそば湯を飲んでおなかの調子を整えていたという。長野県がなぜ消化が悪いそばを食べていたかというと、海に面しておらず、標高が高く米や小麦がじゅうぶんにとれなかったため、そばを大事に使っていたとみられるという。
竜星涼が「連続テレビ小説 ちむどんどん」の番組宣伝を行った。
- キーワード
- 連続テレビ小説 ちむどんどん
視聴者からのおたよりを紹介した。
エンディング映像。
「江戸川慕情」のパフォーマンス動画を大募集!の告知。