イット! (ニュース)
ハラミは焼き肉の定番だが、円安や光熱費の高騰で食べられなくなる日が来るかもしれない。焼き肉激戦区の東京・荒川区にある「焼き肉伽耶」を取材。店主は「苦しい経営状況が続いている」と訴える。帝国データバンクによると、昨年度の焼肉店の倒産件数は過去最多を記録。主な原因は円安による輸入牛肉の高騰や電気やガス代など店を運営するためのコストの増加。少しでも無駄をなくそうと営業時間を短縮しているという。第一生命経済研究所・首席エコノミスト・永濱利廣氏は、小規模店舗ほど価格転嫁が難しい、競争が激化すると大手との格差が広がっていく、地域密着度合いを高めるのが方策として考えられると語った。