グッド!モーニング GOOD!いちおし
日本のファッション界で地位を築いた英恵は世界に進出し、1965年にニューヨークでショーを開催した。黒やモノトーンが流行していた当時、西陣織など日本の伝統的な高級生地を使って色鮮やかな作品を披露した。日本の生地を使うことに英恵の強い想いとこだわりがあったという。当時のアメリカはデパート文化で、上の階に行くほど並ぶのは高級品だった。日本製のブラウスは粗悪品として地下で1ドルで売られ、「ワンダラーブラウス」と呼ばれていた。英恵は日本の生地を使った作品を発表することで、日本製は粗悪品であるというイメージを払拭していったという。森英恵は「西洋人との違いをいかに磨き出して、同じ言葉で表現するかとやってきた」などと語っていた。英恵の象徴とも言うべきアイコンが蝶で、色鮮やかな蝶がドレスを彩る。
