インベーダーゲーム 熱中した人たちは いま?

2024年6月8日放送 17:02 - 17:12 NHK総合
あの日、偶然そこにいて あの日、偶然そこにいて

1978年6月16日。インベーダーゲームが発表された。過疎化に悩む村で村おこしに情熱を捧げた映像にはインベーダーゲームが映っていた。当時、若者のリーダーだった横道さんがインベーダーゲームがあった喫茶店を案内してくれた。若者たちはこの喫茶店で熱い議論を交わし町おこしをしていた。それでも過疎化に歯止めがかからず若者たちは村を去った。横道さんは村に残り地域のために奔走した。村に立ち寄る人を増やすため道の駅を設立し地域の特産品を販売する施設を運営している。
美濃部さんはインベーダーゲームと出会い人生が変わった。美濃部さんは講師を目指していてインベーダーゲームが役に立ったという。インベーダーゲームでコンピューターに興味を持ちIT企業へ就職し現在もシステム設計の仕事をしている。インベーダーゲームで世界的研究者となった人がいる。慶応義塾大学先端生命科学研究所所長の冨田さんはコンピューター解析を駆使した生命科学の研究者。冨田さんがインベーダーゲームと出会ったのは大学2年生のときでハマりコンピュータープログラムに興味を持つようになった。本格的にコンピューターを学ぶためアメリカに入学し人工知能の研究で成果を上げ助教授となった。海外で活躍する日本人が出演するビールのコマーシャルに抜擢された。日本に戻った冨田さんは血液の成分をコンピューターで分析しがんやうつ病を早期に発見する手法を開発し独創的な成果を上げた。


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