NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
風邪薬などの一般用医薬品は、現在、薬剤師や登録販売者が店舗にいなければ、コンビニエンスストアなどでは取り扱うことができない。夜間に体調を崩した人が風邪薬を置いているコンビニエンスストアに行っても、その時間帯に薬剤師などが店舗にいなければ購入できない。こうした中、厚生労働省は、店舗に薬剤師などがいなくてもスマートフォンなどを活用してオンラインで説明を受ければ一般用医薬品を購入できるようにする方針を決め、きのう開かれた専門家部会に法律の改正案を示し了承された。同じ都道府県にある別の店舗の薬剤師などが定期的に薬の管理を行うことなどが条件で、購入する人はオンラインで説明を受けたことを示す確認書を提示することを想定している。厚生労働省は来年の通常国会での法改正を目指すことにしている。