家、ついて行ってイイですか？ （家、ついて行ってイイですか？）
ジョイフル三の輪で家について行っていい人を探す。声をかけたのは声をかけた息子の夜食の食材を買いに来ていたお母さんでOKしてくれた。OKしてくれたのはゆきえさんで自宅は元ハンコ屋さんだがコロナで辞めたという。自宅にはひとり暮らしをしていた長女のあかりさんが年末に帰省中だった。1階は台所とゆきえさんの部屋、風呂場で店の奥が居住スペースになっていた。自宅は地区50年店舗＋5LDKの物件でゆきえさんは縦に長く後付でユニットバスを設置したという。旦那さんは49歳で倒れて54歳の10年前に亡くなった。ハンコは彫刻刀のような印刀というもので作っていて労働大臣賞や通産大臣賞など旦那さんは賞を総ナメにしていた。また長女の本業は声優さんで上原あかりさん代表作は「けものフレンズ」の「ワシミミズク」。あかりさんは弟の方が有名であると話し冷蔵庫には朝日新聞の記事にもなっていた。記事によるとテトリスで世界の強豪に最大1546連勝して視聴者からは「神」と呼ばれているなど記載されていた。
その神がいる2階へお邪魔する。プロゲーマーのたいようさんの部屋には28台のコントローラーの墓場があった。残している理由は今まで努力した結晶みたいなもので自分のモチベーションにつながっているという。記事の1546連勝についてオンライン対戦を4～5か月毎日やって全員倒し、最高1801連勝までいったという。部屋には「Red Bull 5G」というイベントで優勝者だけがもらえるバッグもあり「テトリスの神」と呼ばれている。また、Youtubeのゲーム実況もしていて登録者は20万人。テトリスを結構やり込んでいたというスタッフはたいようさんに戦いを挑むが18秒で敗北した。さらに「回転入れ」などのテクニックを見せてくれた。そして配信が始まり、番組のことも少し紹介させてもらってから配信に専念するため退出した。
スタッフはゆきえさんに頭の回転は半端なかったと話、小さい頃からそういう片鱗はあったのかと聞くとあり、あかりさんの九九の教材を2歳の頃にマスターしたという。なんでも今詰めてストイックにやる正確は父親ゆずりだと話す。そして生まれて初めてテトリスをやたのは高校1年生でそこから独学で研究をして2年で世界一になった。あかりさんは親は「好きなことを何でもやりな」というタイプで互いに好きなことをやり続けて今があると話した。ジョイフル三の輪商店街でゆきえさんの家について行ったら、亡き父の心と技を継承した子の力で幸せになった家族の話を聞くことができた。
取材から2年後ゆきえさん達を再訪。自宅にはあかりさんもおりスタッフはブロッコリーを差し入れ。たいようさんは2階で寝ていてゲーム配信前にもう一眠りしたいと話していたという。配信はテトリスではなく最近は「スイカ」で「あめみやたいようを久しぶりに見たらスイカの神になっている」というコメントも見かけることがあるとあかりさんは話す。そしてたいようさんの部屋を訪問。墓場コントローラーは以前より増えており45台となっていた。そして「スイカ」について聞くと「スイカゲーム」と呼ばれるスイカを作り消すというゲームで芸能人ファンも多く社会現象になっている。そしてたいようさんは本日のランキングでは世界一位になったと話した。総合世界ランキングは11位だという。そしてスタッフがスイカゲームを体験させてもらった。ゲームは同じ果物をぶつけると進化して一番大きいのがスイカとなっていてボックスからフルーツが飛び出すとゲームオーバーとなる。そんあゲームであるがたいようさんは過去9回ダブルスイカも達成している。2年ぶりにゆきえさんの家を訪ねたらスイカゲームで世界一を目指していた。