イット! どうなの?
日本でストーカー規制法が施行されてから25年以上経っているが、検挙件数は年々増加していて去年は1546件で過去最多となっている。韓国ではストーカーへの厳罰化が進んでいて、きょうからストーカー歴のある人の位置情報がリアルタイムで被害者に通知されるようになった。韓国では2008年から性犯罪者などにGPS付き「足輪」を実施しており、2024年からストーカーにも適用された。足輪は判決で命じられた着用期間を満たせば解除できる。捜査段階でも再犯の恐れが高いとみなされれば最大9カ月の着用が義務づけられる。着用者は24時間監視され、これによって性犯罪者の犯罪率は20分の1になった。足輪の着用者約5200人のうちストーカー加害者は347人。位置追跡大田管制センターでは8人1組の4チームが交代しながら24時間監視を行っている。ストーカーが被害者の2km圏内に接近すると感知し、被害者と加害者の双方に警告を通知する。同時に警察にも通知され、警告を無視した場合は出動し被害者の安全を確保、避難させるシステムになっている。きょうから機能が強化され、被害者が専用アプリを通じて加害者との距離が2km圏内に入った時に限り、加害者の位置情報や移動速度がリアルタイムで確認できる。韓国では犯罪者の人権より被害者を守るべきとの意見が強い。日本では自民党の調査会が従来の措置のみでは不十分としてGPS機器の装着を求めるなどの提言を高市総理に手渡した。木原官房長官は「国民の権利を踏まえる必要がある」と検討にあたっての課題を指摘した。
