スポーツの“タレント発掘事業”ってどんなもの?

2024年9月18日放送 12:20 - 12:27 NHK総合
みみより!解説 (みみより!解説)

パリオリンピック・パラリンピックでは多くの日本人選手が活躍したが、タレント発掘事業でのメダリストが誕生した。タレント発掘事業とは主に小中学生のスポーツの優れた才能を見出し育成するもので、日本スポーツ振興センターなどえお連携した全国39の都道府県と11市町村で実施されるものと、スポーツ庁などが全国規模で行うJ-STARという取り組みがある。東京大会で初選出され、パリ大会では飯村一輝選手等がメダルを獲得した。
福岡県では2004年に事業を開始。これまでに五輪以外でも世代別などを含めて90人以上が全国大会優勝の記録を残している。体力・運動能力などの測定会を行うが、スポーツ経験を問わず、誰でも参加可能。5万人以上が応募し、67人が選出された。選出されると小5から様々な協議を経験し、スポーツの基礎を重ね、競技での適性をみつける。これにあわせて知的能力開発プログラムも行うのだが、スポーツ心理学、コミュニケーション能力向上などに取り組む。
選考は学年ベースで行われるが、発達段階に応じた可能性をどう見極めるかがより検討が必要。また競技への適性と本人の興味関心が合わない場合もある。


キーワード
日本スポーツ振興センター福岡県東京オリンピックスポーツ庁高嶋理紗手島和人福島史帆実小林陵侑タレント発掘事業パリオリンピック木下あいら飯村一輝J-STARプロジェクト鳥居陽生

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.