トランプ大統領が日米安保への不満を口にした。日米安全保障条約は1960年に改定。日本が攻撃された場合、米は軍事力で日本を防衛する義務を負う。一方、日本は米に対して基地などを提供する形で負担をする。トランプ大統領は6日「私たちは日本を防衛しなければならないが、日本はどんな状況でも私たちを守らない。一体誰がこんな取引をしたんだ」と述べた。明海大学・小谷哲男教授は「トランプ大統領が安保条約が不公平だと考えているのは1変わっていない。安倍元総理がそれは正しくないということで毎回、説明してきたが、その認識は変わっていない。NATOに対する不満を言っている中で、とばっちりとして日米同盟についても言及があった」と解説。日本の防衛費については2024年度GDP比1.6%から2%に引き上げていく方向だが、先日、アメリカ議会で3%に引き上げるよう求める発言も飛び出した。