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セブン&アイ・ホールディングスは去年、アリマンタシォン・クシュタールから7兆円規模の買収提案を受け、秘密保持契約を結び協議を進めていた。クシュタール社は16日、セブン&アイの取締役会宛の書簡を公表し、建設的な協議が欠如しているなどとして、買収提案を撤回すると表明した。書簡には意図的に混乱・遅延をもたらすような動きをしているなどと批判している。セブン&アイは決定は不本意であり、誤った記述について賛同しかねるなどとコメント。セブン&アイの株価はきょう午前の取引で一時9%余下落した。UBS証券の風早隆弘シニアアナリストは、セブン&アイは自社で企業価値を上げていくことが極めて重要だと指摘した。