- 出演者
- 鈴江奈々 木原実 森圭介 桐谷美玲 山崎誠 忽滑谷こころ 直川貴博
オープニング映像とオープニングの挨拶。
暖かく湿った空気の影響で東海地方でも雨雲が発達した。三重県桑名では1時間雨量が72ミリを観測。高知、徳島では今夜遅くにかけて線状降水帯が発生する可能性がある。低地への浸水、土砂災害などに厳重な警戒が必要。
zero選挙の番組宣伝。
参院選の投開票まで3日。終盤戦の情勢分析。各党の予想議席数を紹介。自民党は30議席半ばとなる見通し。公明党は10議席獲得できるかギリギリの攻防。立憲民主党は30議席台。国民民主党 は目標16議席を上回る可能性、参政党も2ケタ議席となる見込み。日本維新の会、共産党は不審が続いている。れいわ新選組は2議席から上積みの可能性がある。保守党、社民党は比例代表で議席を獲得する情勢。与党は非改選議席が75議席ある。過半数の125議席をとるためには50議席が必要。与党で過半数を意地するのは厳しい情勢となった。
参院選の顔として全国を飛び回る小泉農水相。この日会場に集まった人たちは自民党支持者・岩盤支持層。自民党の力の源泉は岩盤支持層の強い支持だったが今、異変が起きている。先月の東京都議選で大敗した自民党。敗因の一つは支持離れだとみられる。自民党支持者で自民党候補者に投票したという人は54.2%、自民党支持層の最低7割を固めることができなかった。支持層からは自民党政治への閉塞感、新しい政党への期待感がある。この流れを食い止めようと、自民党・中曽根康隆青年局長は若い世代が閉塞感を打ち破れると動いている。青年局の会合では中曽根議員は他党との差別化が逆風を食い止めるカギだと指摘した。公明党はこれまで、強固な組織の力で支持層を固め選挙を勝ち抜いてきたが、近年は組織力にかぎりが見えている。20年前には900万票に迫っていた国政選挙の比例獲得数は、去年の衆院選で569万票、先月の都議選では36年ぶりに落選者を出した。公明党・斉藤代表は若い世代への支持拡大が課題だという。若い世代や無党派層へのアプローチのためにSNS戦略に力を入れている。
普段支持する政党に比例代表で投票する人の割合をみると、自民党が75%と維新と同率で最も低い。支持層を固めきれていないことになる。残りの25%が流れたのは、立憲民主党、国民民主党、参政党など野党にも広く分散している。
参院選の投開票まであと3日。野党の政策や課題をフカボリ。選挙戦の初日、立憲民主党の野田代表は田んぼに囲まれた農村地を選んだ。地方の農村地域は自民党の岩盤支持層が多い地域、立憲はこの自民の牙城を切り崩す戦略。力を入れるのが農業票の切り崩し。黒岩議員は米生産者が小泉農水相のコメ政策について、消費者重視だとして生産者が不満を持っていると感じている。立憲は不満の受け皿になることで農業票を切り崩す狙い。小川幹事長が演説で強調するのは政権選択。16年前に政権交代を実現したとき、期待と熱気で溢れていたが、支持者でさえ当時のマイナスの印象が残っている。2009年の政権交代直前、当時の民主党の支持率は自民党を上回った。今自民党の支持率も下がる中、立憲の支持率も6%にとどまっている。日本維新の会の牙城・関西では多くの人が吉村代表に握手や写真を求めていた。本拠地の大阪では岩谷幹事長が炎天下の中でチラシを配る。大阪の現有2議席を目指し絶対に負けられない。ホームグラウンドにも関わらず盛り上がりには欠けていた。4年前、維新は衆院選で11議席から41議席に躍進したが、去年の衆院選では比例票が約300万票減少。先月の東京都議選では議席を獲得できず、世論調査で支持率はわずか2%。大阪・関西万博の費用が膨らんだことや政府予選に賛成したことなどに批判的な声がある。関西以外で支持が定着しないことはかねてからの課題。維新の金村議員、選挙区がある神奈川では維新は浸透していないという。共産党の課題は支持者の高齢化。共産党の比例代表の得票数は2014年は606万票だったが、その後は右肩下がりで去年の衆院選では336万票と10年でほぼ半減した。そこではじめたのが若者向けの発信強化、ショート動画での発信に力を入れている。80年の歴史をもつ社民党。かつて総理大臣を輩出した老舗政党。参院選の結果次第で国政政党でなくなる危機に直面している。
NNNと読売新聞の世論調査によると、国民民主党の支持率は今年1月と4月の13%から先月下旬は5%と急落している。玉木代表は反転攻勢のカギに現役世代からの支持を挙げた。玉木代表は演説後に支持者らとの写真撮影に応じ、その写真がSNS上で拡散されることで支持を獲得することを狙っている。さらにXでのライブ配信にも力を入れ、ネット上で有権者とつながる機会を増やす”ネットどぶ板選挙”を展開している。またこれまで支持が弱かった女性からの支持獲得にも力を入れていくとしている。
参院選の”台風の目”となっている参政党・神谷代表は「日本人ファースト」を掲げて保守的な政策などを訴えている。参政党は結党5年で全国に150人の地方議員を有し、参院選でも全選挙区に候補者を擁立。今急速に支持を伸ばしている。各政党のYouTubeを分析すると、参政党の新規登録者数がこの1か月で急増していた。支持者の中には無党派層から参政党支持になった人も多くみられた。神谷代表は「保守層も無党派層も右からも左からも全部取る」などと話した。その一方で外国人の流入規制などを掲げる参政党の政策などに批判の声も上がっている。神谷代表は「ルール設定が大事だよと言っているだけなのになんでそれが排外主義になるのかよく分からない」などと話した。
一昨年結党された日本保守党は日本の伝統的価値観や国益重視などを掲げている。衆議院で3議席を持ち、参議院でも初の議席獲得を狙っている。ただ他の保守政党との差別化が課題とも指摘されている。百田代表は「私たちは今の日本にとってのベストの政策を考えているので他党との違いはあまり考えていない」などと話した。
れいわ新選組は他党に先駆けてSNS発信に注力し、去年の衆院選では比例で約380万票を獲得。ただ新興政党の相次ぐ出現で埋没してしまっているという課題もある。
年代別の比例の投票先を見ると、18~39歳は国民民主党・参政党・自民党の順になっている。40~59歳では参政党がトップで自民・国民民主が続いている。60歳以上になると自民党がトップになり、2位が立憲民主党で3位が参政党だった。支持政党がない人の比例投票先では立憲がトップだが、ある立憲幹部は「勢いは国民民主党や参政党に取られている」などと話しているという。井上さんは「将来の有権者になりきって投票先を考えても良いと思う」などと話した。
夏のメリハリ節約術を街頭でアンケートを行った。アンケートに答えた女性は安いものを狙ってはしごをすると回答。子供が生まれ、子供を連れて来月初めて旅行に行くという。もう一人の女性は、極力行けるとこまで自転車を使って交通費を節約をしている。4人家族の女性は、水筒を持ち歩くようにして節約している。節約をゆるめるときは、子供がアイスをよくねだるので、箱のアイスを常備していると話した。別の女性は、飲み物を安いときにまとめ買いをして、貯金して友達とディズニーランドに行きたいと話した。東京に炒る娘に会いにきた父親は、普段の節約術は料理をすることで節約していると話した。
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- 東京ディズニーランド鶴岡市(山形)
スタジオで出演者が行っている節約術を紹介。桐谷さんは子供とおでかけするために肉を購入するときは値引きシールのついたものを購入している。
線状降水帯が発生する恐れのある高知県を中継。四国の予想雨量はあす夕方まで200ミリの予想。線状降水帯が発生した場合は災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるため、厳重な警戒が必要。
東京都江戸川区に住むインド人は7000人以上。この地域は2000年問題をきっかけにインドからIT技術者が来日している。江戸川区では多文化共生を進める条例を制定、14以上の言語対応の窓口を設置している。日本人と共生するために、江戸川区に住むチャンドラニさんは来日したインド人に日本のマナーやアドバイスを教えている。IT技術者の夫と一緒に来日したプージャさん、引っ越しした際には手土産と共に手紙を渡し、ご近所との関係を構築した。現在も共生のために手探りの状態が続いている。
外国人の受け入れについて各党の意見は様々。日本は人口減が進む中で、2070年には日本に住む10人に1人が外国人になるという推計がでている。各党のスタンスは、維新や参政などは抑制の方向で考えている。自民や公明などは受け入れつつも、厳格に運用すべきと訴えている。立憲や共産などは外国人との共生に充填においている。具体的には、維新は受け入れの総量を規制する方針。参政は日本語、文化理解を受け入れ要件にする。保守は特定技能で家族帯同を認める方針を見直し。れいわは低賃金の労働力受け入れ拡大を反対する。自民は外免切替の厳格化、公明は在留管理の強化、国民は住むことを目的にしない空室税を導入する方針。立憲は共生に向け基本法を制定、共産は日本人と同等の権利を保障。社民は移民、難民を排除しない考え。
アリマンタシォン・クシュタールはセブン&アイHDを巡り去年7兆円規模の買収を提案。その中シュタール社はセブン&アイ取締役会宛の書簡で買収提案を撤回すると表明。セブン&アイからは買収提案を前に進めるような誠実かつ建設的な姿勢は一切みられなかったとし、ガバナンス態勢に対して強い懸念を抱いていると批判した。一方セブン&アイは取引の合意を目指し誠実かつ建設的な協議を行ってきたと反論。セブン&アイ株は高値で買収実現を期待していた投資家らが売りを強め、前日終値から9パーセント以上下落した。