金曜ミステリークラブ!!! 全て実話のミステリー
2018年、世界が驚愕した救出ミステリー。タイ北部。練習終わりに洞窟探検遊びをしていた少年サッカーチームの面々。5kmほど進んだ時、異変に気づいた。洞窟に大量の雨水が入り込んできて水位が上昇。少年たちは洞窟から出られなくなってしまった。少年たちの遭難は保護者からの通報で判明。その日のうちに警察・軍・レスキュー隊など1000人が動員されたが、この時季のタイは雨季で雨が降り続いていたため捜索が難航。軍の特殊部隊ですら洞窟内への進入が困難だった。捜索から4日目、2人の男がイギリスから召喚された。洞窟ダイバーのジョン・ボランセンとリチャード・スタントンだ。2人は泥水で視界ゼロの中、少年たちの行方を捜した。潜水開始から6時間後、入り口から5km地点に到達。そして、少年たちの生存を確認した。少年たちは岩が隆起した高台で水を逃れていた。地下水で飢えを凌ぎ、体力消耗を防ぐためなるべく動かないようにしていた。一方で、少年たちの救出には大きな問題が。少年たちが長い時間、狭い場所を潜水しなければならないこと。パニックになったら終わり。そうなると、ダイバーの命も危ない。洞窟内の水が引くのは雨季が明ける4日後。しかし、少年たち全員が無事に生還を果たす。
問題「パニックを起こさせず5kmの潜水をどうやって実現?」。スタジオメンバーが答えを考察。高島礼子は「麻酔で眠らせて運んだ」と解答。
捜索開始から14日目、リチャード・ハリスという新たな洞窟ダイバーが加わった。3人は再び少年たちの元へ。少年にウエットスーツを着せ、パニックになっても呼吸できるようにフルフェースマスクを被せた。そして、麻酔の注射を打って眠らせた。リチャード・ハリスは洞窟ダイバーでありながら麻酔科医だった。万が一目が覚めてパニックを起こしても暴れぬよう、両手足を縛り洞窟内を運んだ。1人を運び出すのにかかった時間は5時間。1人ずつ慎重に救出され、1人目が洞窟の外へ出てから3日、全員無事に救出された。少年たちは衰弱していたものの、大きなけがもなく1週間ほどで無事退院できたという。
