ミライ☆モンスター (ミライ☆モンスター)
チアリーディング界のミラ☆モン「高山智子さん」の練習に密着。所属するのは、全国大会優勝41回を誇る箕面自由学園ゴールデンベアーズ。部員数は58名、その中には絶対王者に憧れトップチアリーダーが全国から集結。華やかなイメージがあるチアリーディングだが、かなり肉体派競技とのこと。高校チアリーディングチームは、1チーム8名~16名で構成。12m四方のコートで2分20秒~30秒の演技を行う採点競技、300点満点で採点される。一番の見せ場はピラミッド、選手は4つのポジションにわかれる。智子さんのポジションはミドルトップ、ベースの上に立ち不安定な状態で高く飛ぶトップの選手をキャッチしなければならない。
チアリーディング界のミラ☆モン「高山智子さん」について、コーチに聞いてみると。トップの飛躍がジャストな場所に来なくても、キャッチして技を形にする能力が高いとのこと。体幹でチームメイトを支え、日本一を目指す智子さん。今大会箕面自由学園が披露するピラミッドの構成は、距離のあるダブルからの真ん中のトリプルとのこと。ライバル梅花高校は、トリプル3騎と高校最難関の技とのこと。技術点が高い分リスクも高いトリプル3騎には挑戦せず、表現力を磨き完成度で得点を狙う箕面自由学園。智子さんは、飛距離のあるダブルを受け止める。真ん中のトリプルを任されたのは1年生。トリプルは簡単には決まらず、失敗が続くが智子さんは積極的に声をかけていた。
チアリーディング界のミラ☆モン「高山智子さん」。智子さんがチアに集中できるように、学校の近くに母が2人で引っ越してくれたという。母は車で1時間かけ職場に通っているとのこと。大会4日前、智子さんたちAチーム16名は通し練習、1年生の田中さんは高難度のトリプルをものにしていた。しかし最後の演技ではミスが目立っていたことで、智子さんからは「最後までちゃんとやろう」と厳しい声が上がっていた。