人生で１番長かった日 （人生で１番長かった日）
2025年3月31日に解散したKAT-TUN。2006年1月29日、デビュー曲「Real Face」を初めて披露した日が上田竜也の”人生で１番長かった日”。この日は午後からKAT-TUNの舞台千秋楽、その後夜からデビュー発表会見と楽曲披露の予定だった。グループ結成当時、上田が最初に仲良くなったのは帰る方向が一緒だった中丸。しかし、それ以外のメンバーはバラバラで”誰もみんな認めない”空気感だったという。KAT-TUNは堂本光一のバックダンサーとして結成した、しかし光一との初めての舞台稽古でレッスンにそぐわないチャラチャラした格好で参加し激怒されたという。
KAT-TUN史上最大の事件は、2002年8月10日。この日は、東京国際フォーラムで単独ライブ。全員でバラードを歌う場面で中丸のマイクが足りず、棒立ちで歌えない事態が起きた。この時、上田は中丸の隣にいたが状況に気付けなかった、しかし反対側にいた亀梨は異変に気づいており、ライブ後にそれがきっかけでケンカになった。その後亀梨とはステージ上で仲直りしたという、KAT-TUNはステージ上で絆を深め結束するグループだった。KAT-TUNの結成は2001年3月だったが、当時事務所でのデビュー周期は数年に一度。そこからデビューまで時間がかかったため苦肉の策として「DVDタレント」になっていこうと話していたという。
2006年1月26日、KAT-TUNのデビューが決定した。デビュー発表会見は3日後、そこで「Real Face」を披露することになった。楽曲を聴いたのも3日前が初めてだったという。振り付けには5年分の思いを詰め込み、サビでファンが踊れるようにメンバーで手振りを考えた。そして迎えた、デビュー発表会見。会場には500人ものマスコミが集まった。