ワールドビジネスサテライト (ニュース)
トヨタ自動車が緊急の記者会見を開いた。近健太CFOが4月1日付で社長に就任すると発表した。その理由を説明したのは現在の佐藤恒治社長。佐藤社長はトヨタがこれから向き合う経営課題に対し、全力で取り組んでいくためのフォーメーションチェンジだと思っていると述べた。佐藤社長が就任したのは2023年。当時53歳だった佐藤氏は創業家出身で14年間社長を務めた豊田章男会長からバトンを受け継ぐ。佐藤社長が日本自動車工業会会長に就任したことを受けて、経営体制を見直し。4月から佐藤社長は副会長に就任、トヨタ会長は留任。佐藤社長はCIO=チーフ・インダストリー・オフィサーも兼務する。近氏は主に経理畑を歩んできた。東海東京インテリジェンス・ラボの杉浦シニアアナリストは物腰は柔らかくかつコミュニケーション能力が優れた人。かわし方がうまいという印象を受けたと述べる。近氏は2023年4月、ウーブン・バイ・トヨタの取締役に就任。次期社長としての役割を問われると、近氏は自由にいろいろなことを試せるなにかに限定してこれしかないという道ではなくいろいろな道を試すことに耐えうる環境、主にしっかり投資ができる収益構造、そういったことを作っていく。彼らにしっかり開発をしてもらうことが役割と述べる。
トヨタがきょう発表した2026年3月期の通気見通しでは純利益が3兆5700億円に上方修正。ハイブリッド車を中心に北米や国内での販売が好調。課題は?杉浦シニアアナリストはロボット、AI、ソフトウエアなどに対して、十分な投資をできているかについてはまだ結果が見えていない。スタートというのは先行しているわけではないのでその部分は課題と指摘。
