NNN ストレイトニュース (ニュース)
トランプ大統領は相互関税の上乗せ分について、報復措置を取っていない国に対して90日間発動を停止すると発表した。一方、中国への関税は125%に引き上げる。株価の急落にも強気の姿勢を見せていたトランプ大統領だが、アメリカの国債が売られ、長期金利が上昇したことでわずか13時間で方針転換に追い込まれた形。日本への関税も24%から10%に戻ることになる。理由について、トランプ大統領は「75カ国以上が報復措置をとらず、交渉を求めてきているため」と説明した。NBCは長期金利の影響を受け、ベッセント財務長官とラトニック商務長官がトランプ氏に対し、債券市場に配慮して関税を一時停止するよう促したと伝えている。