欲望の果てには何がある?スクラッププラネット (欲望の果てには何がある?スクラッププラネット)
日本では1年間に洋服は、35億着売られているという。しかし、実際に買われている服はそのうち約20億着。残りの15億着は消費者の手に渡らない売れ残りと言われている。売れ残った15億着の服は一体どこにいくのか。調査の結果たどりついたのは大阪府玉出にある敷地面積700坪の倉庫。この倉庫を管理しているのが山本昌一さん。こちらは日本全国から売れ残った服が集まる倉庫。年間4000万枚の商品が集まってくるのだそう。山本さんがしているのは売れ残った服をメーカーから安く買い取り、再販売するビジネス。在庫を抱えたままでは倉庫のレンタル料や保管料がかかるため、どんなに安く売ることになっても早く在庫をなくしたい。それがメーカーの本音。それなら安くセールで売ってしまえばいいのではとも思うが、実はそうもいかない。セールにも限度がないとブランドを毀損してしまうと山本さんは話す。サステナブルな社会の実現に向けた販売方法が、ブランドのタグを切り自社ブランドのタグをつけて安く販売。これが業界で話題となりいまでは4000を超える企業が山本さんと提携。山本さんのお店では誰もが知る高級ブランドの服が破格で販売されている。だが、全国で売れ残った15億着のうち、山本さんの会社に売られてくる服は4000万着。残りの十数億着は依然として処分されている現状があるという。これまでメイドインチャイナが圧倒的だったアパレル産業。しかし、中国の人件費が上がったこともあり、バングラデシュが世界2位の衣類輸出国に。1年間で100億着の服が作られているというバングラデシュ。そこには驚きの欲望の果てが待っていた。
